浜本幸博(第7支部)
先日、熊本からお野菜が届きました。
私は熊本県出身で熊本の震災以降ふるさとの支援ができる事って何かなと考えた時に「そうだ、お店で使うお野菜を取ろう!」と考え(実は阪神西宮でカジュアルフレンチのお店をしている)熊本の農家さんが地元で持ち寄ってお野菜を売っている道の駅のようなところからお野菜をとる事にした。
私が経営するお店のお野菜は基本オーガニックだったり、自然栽培のものがメインなのですが、付け合わせのお野菜たちは、熊本のお野菜をお店で農薬除去してから使用することにしている。
熊本の農家さんたちが自分達で食べるお野菜は元気で農薬の量も少なく何より鮮度がいい。
これは他の自然栽培の農家さん達が送ってくれるお野菜たちも一緒で、スーパーなんかに並んでいるお野菜とは全然違うんです。
季節のものしか取れないが、何が送られて来るのか結構待ち遠しかったりいているのだが、先日、「ごめんなさい。かぶらの生産者がお年で辞めっちゃって後継者もいないんで、今年は送れません。」て連絡がきた。
ついこの間も「パセリ作ってる人が辞めちゃって。。。」と聞いたばかり。。
お年でどんどん生産者が辞めていって誰も作り手がいないらしい
販売所もお野菜が足らないのでJAからも購入しているとの事。
来年も再来年も変わらず美味しいお野菜が食べられるのだろうか???
そんな事を考えていると、私のお店のお客様で某大手食品メーカーにお勤めの方の言葉を思い出していた。
「今はどこのメーカーも人口食品の研究に力をいれてるよ。」 って
こういう技術の事を『フードテック』というらしい。そして海外では、フードテック分野の投資額は大幅に増えている。
つづく